スポンサーリンク

2016J1リーグCS(チャンピオンシップ)!!浦和レッズ対鹿島アントラーズ第一戦。勝利はどっちだ?!

今年のJリーグの最終戦、今年のNo,1を決定する戦いとなります。
個人的な意見を言わせてもらうと、浦和が負ける可能性は限りなく低いと思っています。
なんと、浦和が優勝するのは10年ぶりになるそうで…もうそんなに経つのか。
川崎が鹿島に負けた時に、チャンピオンシップの優勝チームは決まったと思いました。
しかし、問題はあります。それは浦和の勝負弱さ。シーズン1位を取ったことで呪いが解けたと思いたい。
逆に鹿島は勝負強い。伝統的な粘り強さ。
浦和には興梠、鹿島には金崎の日本代表FW候補がいます。
興梠選手にとっては古巣でもあり、因縁浅からぬ両チームの対決から目が離せません。

スポンサーリンク

2016J1リーグCS(チャンピオンシップ)!!浦和レッズ対鹿島アントラーズ第一戦。勝利はどっちだ?!

もう終わった話ですが、鹿島対川崎の試合が残念でしたね。
オーソドックスな鹿島と思い通りのサッカーが出来ない川崎の戦いでした。
結局、金崎選手の一発を守りきって鹿島が勝利しました。
川崎は怪我などで選手が抜けて、中盤の構成に問題があり、実力を出しきれませんでした。
今年によく見られた自分たちのプラン通りに行かない時にどうするか、という問題は解決されませんでした。

それで鹿島が勝ち上がったのですが、まぁ、いつもの通りですよね。(苦笑)
新しい可能性も見たいと思いませんか。
しかし、勝負強いなぁ。鹿島。

そんなわけで、チャンピオンシップ決勝・第1戦です。

Jリーグチャンピオンシップ決勝・第1戦は29日、県立鹿島サッカースタジアムで行われました。
敵地で戦った浦和は、アウェーゴールを上げて試合を1-0で先勝し、ホームでの第2戦に向かいます。

鹿島のシステムは伝統的な4-4-2で以下の様になっています。

GKは曽ヶ端準、4バックに右から西大伍、ファン・ソッコ、昌子源、山本脩斗。

2ボランチに小笠原満男、永木亮太。

右MFは遠藤康、左MFは中村充孝。

2トップは金崎夢生と土居聖真。

対する浦和のシステムは3-4-2-1で、以下の通り。

GKは西川周作、3バックは右から森脇良太、遠藤航、槙野智章。

2ボランチは柏木陽介と阿部勇樹。

ウイングバックは右に駒井善成で、左に宇賀神友弥。

2シャドーに武藤雄樹と李忠成。

CFに興梠慎三

試合はチャンピオンシップ決勝にふさわしく(?)強烈な立ち上がりから始まりました。
お互いに前線からハイプレッシャーを掛け合う展開。
最初の五分間で相手に「一歩も引かない」とメッセージを送るようなボールの奪い合い。

その展開の中、最初にスタジアムを沸かせたのは浦和でした。
7分に浦和の武藤選手が右からのクロスをヘッドでゴール。
しかし、これはオフサイドの判定でノーゴール。

その後、やはりポゼッションで有利なのは浦和。ジリジリと狙っている展開に持ち込んで行きます。
その一方で鹿島も狙い通り(?)の強固なブロックを形成。いつもの守備からのカウンターか?

ポゼッションをするもののシュートが相変わらず少ない浦和は、20分を過ぎる頃から小康状態に。
その流れから相手の攻撃を許してしまいます。いつもの悪い癖は治っていないのか。

鹿島が立て続けにチャンスを掴み、Ckを獲得。浦和はこれを体を張った守備で防ぎます。

流れからチャンスを掴みきれない鹿島はそれから浦和のポゼッションスタイルに主導権を譲ってしまいます。

しかし、相も変わらずシュートまで行かない。中盤を支配しながら、チャンスを伺います。
鹿島も守備からの切り替えでカウンター、ショートカウンターを狙いますが、精度が低く、得点に結びつきません。
また、中盤でもお互いに奪われた後の切り替えが早くチャンスになりません。

このまま終わるかと思われた44分、最終ラインからパスをつないだ浦和がチャンスを迎えます。

中盤をスルスル抜けてきた阿部選手からのラストパスを受けたのはまたもや武藤選手。
エリア内でシュートを打ちますが、GKの曽ヶ端選手がファインセーブ。得点になりません。

前半はこのまま終了。

やはり前半のフレッシュな時間帯はスペースらしいスペースも無く、得点するのが難しい。
互いにチャンスを潰し合う決勝戦らしい試合です。

後半に入ってメンバーチェンジはありません。
後半立ち上がりはまたフレッシュな状態なのでプレスの掛け合いになるのかと思われたが、以外にオープンな展開に。

後半立ち上がりに柏木選手がシュート。浦和はシュートが少ないものの要所でシュートのタイミングを得ている。
ポゼッションも含め、浦和が試合の流れを掴んでいる印象。

この後50分、ホームの鹿島が決定機を迎えます。
得意の形の中盤での激しい守備から相手のボールを奪い、中央の土井選手から右サイドを駆け上がった遠藤選手にラストパス。
得意のカウンターアタックが決まるかと思いましたが、遠藤選手の右足シュートはGK西川選手がファインセーブ。

ここで、意外な形で得点が生まれます。
右サイドでボールをつないで最後は柏木選手がクロスをあげます。
これに反応した興梠選手がペナルティーエリア内で鹿島の西選手に倒されてPKを獲得。
なのですが、とても微妙な判定(たぶん誤審)鹿島はホームなのに。
キャプテンの阿部選手が、これを落ち着いてゴール。浦和が微妙な判定で先制しました。

先制された鹿島は62分、中村選手に代えて柴崎岳を投入。
確か怪我という話で先発を外れたはですが…
そのまま左MFのポジションに入ります。

この後、永木選手が左サイドから中央に浮き球のパス。
これを遠藤選手が胸でコントロールして落とし、柴崎選手がシュート。
しがし、浦和DFがこれをブロック。得点にはなりません。

この後浦和は立て続けに選手交代。まずは駒井選手に代えて関根選手を投入。

69分、浦和は素早いリスタートから鹿島陣内に侵入。
柏木選手からパスを受けて関根選手がクロスを入れますが、DFに防がれます。

浦和が2人目の選手交代。武藤選手に代えて青木選手。
青木選手がボランチに入り柴崎選手のマンマーク気味に。
柏木選手はシャドーに上がりました。

80分、鹿島が遠藤選手に代えてファブリシオを投入。
浦和もほぼ同時に興梠選手に代えてズラタンをピッチの中に送り込みます。

試合全体を通して浦和を上回るシュートを放つ鹿島は、一点を追う展開の中でさらに積極的に得点を狙っていきます。
相手DF ラインの裏を狙い活発に動き回ります。

84分、金崎選手が右サイドを走って小笠原選手のパスを受けます。
そのままドリブルで仕掛けてCKを獲得。
そのCKに金崎選手がヘッドで合わせますが、GK西川選手の正面をついてしまいました。

さらに鹿島は3人目を交代し、更に攻勢を強めます。
小笠原選手に代えて伊藤選手。
ここでサイドバックの西選手がボランチに入ります。
サイドバックには伊藤選手が。サイドでの縦の攻撃に厚みを加えます。

89分、ファブリシオ選手がパスを後方に落とすと、永木選手が敵陣中央から右足でシュートを放ちます。しかし、浦和DFにブロックされてしまいます。

鹿島はどんどん熱量は上がるのですが効果的な攻撃はできていません。

90+1分、鹿島はセットプレーのチャンスを得ます。右サイドから永木がクロスを上げると、中央の混戦から柴崎選手がシュート。
DFに止められますが、ファン・ソッコがセカンドボールを拾って柴崎選手にパス。
最後は柴崎選手が挙げたクロスを土居選手がニアでヘディングシュート。
しかし、シュートは枠を外れています。

その後も圧力をかけ続けますがそのままタイムアップ。チャンピオンシップ決勝の第1戦は敵地に乗り込んだ浦和が1-0で勝利しています。

ファンの反応を見てみましょう。

決勝第2戦は、12月3日、浦和のホーム埼玉スタジアムで行われます。

スポンサーリンク

2016J1リーグCS(チャンピオンシップ)!!浦和レッズ対鹿島アントラーズ第一戦。勝利はどっちだ?!

熱量の半端ない熱戦でした。そんな中微妙な判定で試合が決してしまったのは残念でしたね。
しかし、アントラーズも想定された攻撃が主でサイド攻撃は封じられた印象があります。
ここからの巻き返しはできるのでしょうか?
浦和は思った通りでしたが、少なくともきれいな点を決めなければ、ファンの納得は得られないでしょう。
第2戦が待ち遠しいです。

コメント

error:Content is protected !!