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日本代表 イラク戦 原口と山口のゴールで劇的勝利。しかし、ハリルジャパンに不満

先ほどサッカー日本代表の試合が終了しました。サッカーファンの方どうでしたか?勝って良かったですが、マジ不安ですよね。
最近のサッカー日本代表の中では弱い方なのではないでしょうか。
なんていうか得点するべき所で得点出来ず、失点してはいけないところで失点していると思います。。
そんな内容にもかかわらず、能力の高さで勝ってしまっている感じ。
新しい選手が増えていかない事にも不満を抱いています。
今回は試合を振り返りながらそうした部分を考えていきたいと思います。

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これでいいのか、サッカー日本代表、ハリルジャパン。

ハリル監督が選ばれたのは元々勝負強い戦略家、というイメージがあったからです。
「俺たちのサッカー」でワールドカップブラジル大会に惨敗し、リアリズム路線に乗り換えた日本代表がまず選択したのが、ハビエル・アギーレ監督でしたね。
アギーレジャパンは実はあまり成績が良くありません。しかし、選手や協会の指導者の間では評判がすこぶる高く、歴代最高級の監督ではないかとの評価だったと聞いています。
そんなにいい監督ならもう少し長く監督をやってほしかったですが、八百長問題で辞任してしまいました。
アギーレ監督は、日本で素晴らしい時間を過ごしたと言っているそうです。
日本代表に足りないものは経験であると言っているそうです。
先程書いた通り、選手の監督に対する評価も高いものでした。相思相愛だったのですね。
ついてないというか、彼は今、UAEで監督をしているそうです。
なんか因縁を感じますよね。

アギーレ監督が解任されて選ばれた監督がヴァヒド・ハリルホジッチ監督でした。
ハリル監督が選ばれた理由は先ほども言ったように勝負強さがある監督だからだと思います。
ブラジルワールドカップではアルジェリア代表を率いベスト16に進出。
その決勝トーナメント一回戦でブラジル大会で優勝するドイツ代表と対戦。
高いインテンシティ(プレー強度)を特徴とし、運動量と素早い攻守の切り替えでドイツ代表を大いに苦しめました。
その特徴は必要な身体作りと良いコンディショニング、それを使ったインテンシティの高いサッカーです。
アルジェリア代表は確かに輝いていましたね。

日本は先程言ったようにブラジル大会で惨敗。
足りないものを探してハリル監督を選択しました。でも問題があります。
それはハリル監督が悪い訳ではないと知らなくてはいけないのです。

ハリル監督の問題か、日本の文化的な問題か?

さて長い導入部でしたが今日、イラク戦を戦い日本は2-1で勝利しました。
立ち上がりはイラクが積極的に来ました。これには驚かなかったですね。
なぜかというと、彼らはとても誇り高い。
イラクは元々アジアでは珍しい欧州型のチームでした。
なんていうか、日本にも似ています。
仮に下がって守備を固めてきたとしてもそれは恐れている訳ではない。
狙っているからです。
過去の対戦から考えるとそういう結論になります。
最初に先制したのは日本でしたね。素晴らしい崩しからの得点。清武➡本田➡清武➡原口という得点でした。
清武選手が相手をかわして鋭いパスを本田選手に。
本田選手はキープしながら清武選手が回り込むのを待って清武選手にパス。
清武選手は右サイドから切れ込んで原口選手にグラウンダーのクロス。
原口選手はオシャレなヒール気味のキックでフィニッシュ。

速さはありましたが、全てがテクニカルな攻撃でした。
これは正直良かったですね。
内容もスピードも素晴らしかった。
見とれてしまいましたね。いい時の日本代表です。
この後チャンスが複数ありましたが得点出来ず。
これもいつもの日本代表でしたね。
そして前半が終了しハーフタイムに入りました。

さて、この日本代表の問題が分かりましたか?
それは、ハリル監督に日本代表のを変えてほしいと考えていたのにまるで変わっていないという事です。
ここにあるのは少し縦に早くなった日本代表。
それ以外はあまり変わっていません。
それはこの後さらにはっきりします。

後半が始まり、日本ペースで進むものの得点出来ず。そして、失点シーンが訪れます。
こちらの右サイドでファールをして相手のフリーキックになりました。
ここまではよくありますよね。
しかし、このセットプレーから失点。意外と何でもないセットプレーでしたね。
確かに選手交代をしようとして集中力を無くしていたのは事実だろうと思います。
でもこのタイミングでの失点はやってはいけないと思います。
おかげですっかり難しい試合にしてしまいました。

この後、後半ロスタイムに山口選手の決勝点で勝利するのですが劇的な割に内容は乏しいと感じました。
なぜかというと、こういう展開にならない様に選ばれた監督だと思うんですよね。
なのに試合の内容的にいつもの代表になっている。これは問題だと思うんです。

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なぜ日本代表の試合内容は変わらないのか?

それは食べ物の好みの様なものだと思います。日本の1点目と2点目を比べて見てください。
1点目の方が日本らしいと思いませんか?
もしそうなら常に点を取るためにはあのクラスのプレーが連続しなければいけません。
それは可能ですか。我々はバルセロナではない。
いや、可能であるかは分からないが、常に目指している訳です。
でももっとダイレクトで得点しやすい方法もありますよね。
例えば2点目。
「あれは後半の相手の動きが落ちて来た時にできる方法で、しかも相手はアジアだ。」
そういう人も多いと思います。だからインテンシティを高める訳です。
前半イラクが強めに入って来ました。そこで得点を許さなかったからよかったですが、もし失点していたらどうでしょうか。
前半から強いインテンシティで相手を追い込む。
ハリル監督はそうしてきました。
宇佐美選手の体脂肪の件がありますが日本人はあまり身体作りに積極的ではありません。
強いインテンシティで相手を追い込むようなプレーを好まないんですね。
あるいは出来ないと思っている。
何をやらしても技術とスピードで対抗しようとしています。
しかし、世界最高水準でそれを90分やるのは並大抵の事ではありません。
結局ハリル監督がどうかというよりも自分達がどうするかという問題が大きくクローズアップされるのだと思います。
日本人はフィジカルが弱いから、技術で。当たり前のようにそう考えています。
しかし、よりフィジカル的に厳しいラグビーはどうでしたか?
なぜ、優勝候補の南アフリカに勝てたのでしょうか。
間違った選択をしているような気がしてなりません。
まぁ、すぐに変わらないと思うのでじっくりと見ていく事になると思います。
生きているうちに世界の強豪を倒せるようになってほしいと思います。

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