「lol」または「LOL」は複数の意味があります。代表的なものはオンラインゲームの「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」の頭文字を取ったもの。あるいは英語で「大笑い」を意味する (laugh out loud) 又は (laughing out loud)を略したもので、インターネットスラングです。
そのほかにも、avex所属の音楽グループの名前や、「lol サプライズ」というカプセルトイの名前などがあります。
更に、「LOLOL」「lmao」 「kek」「kkkk」「LMFAO」「haha」などの言葉や「XD」などの英語の絵文字、顔文字を紹介していきます。
「LOL」又は「lol」の意味は?まずは概要を説明
「LOL」又は「lol」には複数の意味があります。この記事では英語のインターネットスラングとしての「lol」を説明していきます。
しかし、「lol」にはインターネットスラング以外にも複数の意味があります。その代表的なものを紹介していきましょう。
「lol」は、オンラインゲームの「リーグ・オブ・レジェンド」
「lol(ロル)※略称」と呼ばれているものに、オンラインゲームの「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」があります。
世界最大級の無料オンラインゲームで、アメリカのゲーム会社「ライアットゲームズ(Riot Games)」が開発した、「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」型のゲームです。
ジャンルとしてはいわゆる「DotA系」に分類されるが、「MOBA」と呼称されています。
ゲーム内容は「 5vs5 のチームバトル」で、「仲間と協力して、敵の本陣を破壊する」というシンプルなもの。
とても人気のあるゲームで、「総プレイヤー人口7000万人超え」と言われるビッグタイトルです。
世界中から集まった強豪プレイヤーによる「2018年世界大会」は「賞金総額7億2000万円」に達したといいます。
同ジャンルのゲームに「Heroes of Newerth(HoN)」、「Dota2」、「Vainglory」、「CHAOS HEROES ONLINE(CHO)※サービス終了」などがあります。
公式サイトは以下のリンクから。
「lol」は日本の歌手、音楽グループ、ダンスユニット
「lol」は「エイベックス・マネジメント(avex management)」所属の歌手、音楽グループ、ダンスユニットです。
2014年9月に結成された、avex trax発のTRFやAAAに次ぐ、男女混合五人組のダンス&ヴォーカルグループであり、パフォーマンスグループです。
グループ名はこの後で説明するインターネットスラングの「lol(laugh out loud)」に由来し、人を笑顔に、感動させるグループになりたい!という想いが込められている。
2015年8月12日にシングルCD「fire!」でデビューしました。
avexの「lol」公式サイトは以下のリンクから。
「L.O.L. サプライズ」はカプセルトイ
「L.O.L. サプライズ!」はタカラトミーから発売されているカプセルトイ、着せ替え人形です。ランダムにキャラクターが封入されており、開封するまでなにが入っているか分からない「サプライズトイ」と呼ばれるジャンルの玩具です。
「L.O.L. サプライズ!」の「L.O.L.」はインターネットスラングの「lol」ではなく、「リトル アウトレイジアス リトル(Little Outrageous Little)」の略語で、直訳すると、「ちょっと、とんでもない」とか、「風変わりな」なんて意味になります。
タカラトミーの紹介では「ポップでフォトジェニック」な「ちょいワルベイビー」と書かれています。
外国では少し大人っぽいのが人気なので、「可愛いけどちょいワル」みたいなのがいいのでしょう。
海外では絶大な人気を誇っていて、90以上の国と地域で累計5億体以上が販売され、日本でも発売から半年で200万個を突破したそうです。
最大の特徴は、開封するまで中身が分からない複数のレイヤー(階層)に分かれたパッケージングで、開封を進めるたびにアクセサリーやパーツが手に入る仕組みになっています。
「スパイグラス」を使用して「シークレットメッセージ」を読み取り、開封のヒントを得るなど工夫が凝らされています。
公式サイトは以下のリンクから。
「LOL 愛のファンタジー」はソフィー・マルソーの映画
「LOL 愛のファンタジー」はソフィー・マルソーが主演したフランスの映画。2008年に制作され、2009年に公開された。
シングルマザーと娘の物語。フランスのオシャレな高校生たちの恋愛模様と、子供と葛藤しながらの母親の自由恋愛が描かれています。
「ロル(LOL)」は 娘の名前。「オシャレな感じ」以外には、特に注目点はないかも。アメリカのリメイク作品は大コケしたらしい。
「lol」の意味、読み方、使い方 英語のネットスラング
さて、これがこの記事の本題になります。これから、英語のインターネットスラング「lol」又は「LOL」について説明していきます。
「lol」以外にSNSやメールでよく使われる「R.I.P.」という表現についての記事は以下のリンクから。
「lol」の読み方と発音は?
「lol」又は「LOL」は 「laugh(ing) out loud」 あるいは「lots of laugh」の頭文字を取った略語です。
英語圏でよく使われるインターネットスラングで、元々はネットニュースで使われていたそうです。
インターネットスラングの「lol」は言葉というよりも、一種の記号的な表現として定着しており、これと言って決まった読み方はありません。
それでもあえて声に出すと、発音は「ロル」「ロウル」「ロウ」「エル・オー・エル」などになります。
「lol」はとてもメジャーなインターネットスラングになので、言葉として使われるようになりましたが、ほとんどのネットスラングは、言葉にされることなく消えていきます。
ネイティブの発音を聞いて見ましょう。
アメリカ合衆国の女性の (lol)の発音
ここをクリック ⇒
イギリスの男性の (lol)の発音
ここをクリック ⇒
「lol」の意味は? 日本語で言うと?
「lol」の意味は、「laugh(ing) out loud」(大声で笑う)または、「lots of laugh」(たくさんの笑い)という意味です。
日本語で言うと、(笑)と似た意味となります。日本語のインターネットスラングとしては、w、草、ワロタ、ワロスのように笑ったときに使います。皮肉を込めるときにも使われますが、一般的には「笑い、笑顔」の意味で使われます。
顔文字の \(^o^)/の省略形ではありません。
「lol」のメールやSNSでの使い方
「lol」は、メールやSNSの文末に書くのが一般的です。SNSのコメントや、チャットで使うのもありですね。ネットスラングなので、実際の会話には使われていませんでしたが、最近は使われることもあるようですね。
ただ、「絵文字」が出てきた関係で、「lol」は古い表現と言われるようになりました。海外でも、「haha」や「絵文字」が若い世代を中心に使われているそうです。
まぁ、文字というのは「一周回って新しい」なんてこともある…かな。相手に失礼にならないようにしながら、いい使い方を覚えましょう。
「lol」を使った例文
文末に入れる分かりやすい表現を紹介します。文章の中に入れるのもポイントになっていいですよ。
面白い画像などを紹介する時に
(Would you) look at that LOL(lol)
あれを見て(下さい)(笑)
夢中になっていること(もの)を伝える時に
Supreme going crazy! LOL(lol)
最高にイカレている!(笑)
「lol」以外の笑いを表すネットスラングを紹介
ここでは、「lol」以外の「笑い」を表現する単語を紹介します。インターネットネットスラングなので正式な読み方はありません。
ネット上だけで使われ、言語化されていない言葉も多いからです。それでも言葉にする必要がある時は、そのまま読むか、翻訳サイトを使用してみましょう。以下にリンクを貼っておきます。
その他にも、英語の顔文字である⇒「:)」について説明する記事や、中身のない括弧⇒「()」について書かれた記事があります。
「LOLOL」の意味と読み方
「lolol」は「lol」の複数形です。読みは「ロロ」「ロゥロゥ」「ロルロル」みたいな感じ。
意味は「lol」の(笑)を強調した表現。つまり「大笑い」という意味です。さらに強調したい場合は、「lololololol……」と「ol」を重ねて表現します。
「lmao」の意味と読み方
「lmao」は「laughing my ass」の頭文字を取った略語です。読み方はインターネットスラングなので、決まったものはありません。それでも発音するなら、「エルエムエイオー」「エレメオ」みたいな感じです。
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「LMFAO」の意味と読み方
「LMFAO」は「laughing my fucking ass off」の頭文字を取った略語です。
読み方はそのまま「エルエムエフエイオー」「エレメフェオ」みたいな感じです。
ここをクリック ⇒
意味は、「lmao」+「fucking」で、強調表現になっています。つまり、「めっちゃケツがもげそうになるまで笑った」みたいな感じ。汚い表現なので、あまりおすすめできません。仲間内で使うようにしましょう。
「LMFAO」という音楽グループ(活動休止)の名前の由来。
「ROFL」の意味と読み方
「ROFL」は「Rolling On The Floor Laughing」の頭文字を取った略語です。
読み方はそのまま「アールオーエフエル」「ロフル」です。
ここをクリック ⇒
意味は「床を転げ回るくらいに笑う」です。日本語でいうと、「クソワロタ」とかそんな意味ですが、微妙にニュアンスが違いますよね。
転げ回っている場面をイメージしながら、使うといいでしょう。ビジネスでは使わないように。
「ROFLMAO」の意味と読み方
「ROFLMAO」は「Rolling On The Floor Laughing My Ass Off」の頭文字を取った略語です。
読み方は「アールオーエフエルエムエイオー」「ロフルマオ」みたいな感じ。
ここをクリック ⇒
意味は「ROFL」+「LMAO」で、「笑い転げてケツがもげそうなくらい笑う」みたいな…。日本語にするなら、「大爆笑」「笑いすぎて死ぬかと思った」かなぁ…。
超強力なので、使いどころは間違えないようにしましょう。
「haha」の意味と読み方
「haha」は笑い声を文字化した表現です。読み方はそのまま「ハハ」と読みます。
意味は「lol」と同じ(笑)です。ニュアンス的には「あはは」みたいな感じです。強調したい時は、「hahahahahaha…」と重ねて書いて下さい。
「hehe」の意味と読み方
「hehe」は笑い声を文字化した表現です。読み方ははそのまま「へへ」と読みます
意味は「lol」と同じです。しかしニュアンスが少し違っていて、「haha」はそのまま「あはは」みたいな感じですが、「hehe」は「えへへ」とか、「ふふ」の様に、「少し静かに笑う」感じです。
「kek」の意味と読み方
「kek」は「lol(laugh out loud)」から派生したインターネットスラングです。読み方は、「ケイイーケイ」「ケク」「ケキ」など。
意味は「lol」と同じ(笑)または「ワロタ」なのですが、「kek」は「否定、皮肉」の意味が強く、「冷笑」「失笑」「苦笑」「嘲笑」などの意味で使われます。
由来は、オンラインゲームの「 World of Warcraft(WoW)」のチャットから。
「wow」では2つの勢力に分かれて戦うが、敵対勢力のチャット文章は理解不能の文字に置き換えられる。
その中で敵対勢力のプレイヤーが『lol』と入力した際に、いつも『kek』と表示されたことから『kek』は『lol』と同じく「笑い」を意味するネットスラングになった。
「kkkk」の意味と読み方
「kkkk」は韓国で使われていたインターネットスラングです。読み方は「ケイケイケイケイ」「クククク」「ケケケケ」みたいな感じ。
意味は「lol(laugh out loud)」と同じ(笑)ですが、使わないほうがいいでしょう。
理由は、「クー・クラックス・クラン」(アメリカの秘密結社、白人至上主義団体)と書き込んだと思われると、大変なことになるからです。
「笑い」を表現したい時は、「lol」や「hahaha」がおすすめです。
「XD」の意味と読み方
「XD」は「大笑いしている顔を90度横に傾けた姿」を文字化したもの。
意味は「爆笑、大笑い(roar of laughter、Big laugh)」です。「XD」の「X」の部分は目をつぶっている、顔をクシャクシャにしているという表現です。「D」は大きな口を開けて笑っているという意味で、ただの笑いよりも強い表現です。イメージ的には以下の図を参照。
「楽しかった」と言う表現から「照れ笑い」のような表現まで幅広く使われます。全然笑えない時や、皮肉を込めた表現にも用いられる。相手に書き込まれたときも、カジュアルな意味で使用されるので、あまり気にしなくても良い。
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