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総武線が毎日遅延するんです…電車遅延率及び、その理由と対策は?

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いつも使っているJRの総武線、中央線が遅れてしまって困っています。
正直、私が高校生の頃はこんなに遅れたという印象はありません。
遅れる時間が一定ならまだ使いやすいですが、日によって5~25分位の差があるのが普通です。
これだけ毎日遅れると予定が立たないため、電車を使うのを躊躇してしまいますね。
そこで首都圏における電車遅延率を調べたり、電車の遅延の原因を探ってみました。

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総武線が毎日遅延するんです…電車遅延率及び、その理由と対策は?

まず第一にJR中央線・総武線が現在どの位遅れているかチェックしてみましょう。
下の一覧は2016年9月17日~2016年10月17日の間の遅延証明書の発行状況を示した物です。(並びは逆です)
それを見ると興味深い結果になりました。

中央・総武各駅停車遅延証明書発行状況

日付 午前7時から11時
10月16日: 掲載はありません(日曜日)
10月15日 10分
10月14日 20分
10月13日 20分
10月12日 10分
10月11日 20分
10月10日: 掲載はありません(祝日)
10月9日: 掲載はありません(日曜日)
10月8日: 掲載はありません(土曜日)
10月7日 10分
10月6日 10分
10月5日 20分
10月4日 20分
10月3日 20分
10月2日: 掲載はありません(日曜日)
10月1日 10分
9月30日 10分
9月29日 10分
9月28日 10分
9月27日 60分
9月26日 10分
9月25日: 掲載はありません(日曜日)
9月24日 掲載はありません(土曜日)
9月23日 30分
9月22日: 掲載はありません(祝日)
9月21日 20分
9月20日 20分
9月19日: 掲載はありません(祝日)
9月18日 10分
9月17日: 掲載はありません(土曜日)

となっています。ここで注目すべきは「掲載はありません」と書かれている欄になります。
もうお分かりでしょうが「掲載はありません」と書かれている日は基本的に日曜日か祝日になっています。
つまり一般的な勤務日の月曜日から金曜日までは(祝日は除く)基本的に遅れているということになります。
これでいつも遅れていると感じる理由が分かりましたね。
遅れている時間は最低10分~30分ですね。
体感的には5分~30分位だと思うのですが、詳しくわかりません。
働いているときは基本遅れているとか、まずいだろ・・・
と言いたい所なのですが、基本的に働いている人が多いから遅れているわけで・・・
でもこのままでは毎日使う”足”として問題があるのではないでしょうか。
この問題に対するネットの反応を見てみましょう。

そうですよね。皆さん困っていたり、運がいい人もいるようですが…
急いでいる時に遅れるのはきびしいですね。ほかの路線はどうなっているのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

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総武線なぜ遅れる?首都圏における電車遅延率に見る遅れの原因とは

ちょっと前のデータになりますが、国土交通省の発表した「首都圏11事業者51路線の平成25年11月の平日20日間における遅延証明書の発行状況」を参考にしてみてみますと、東京メトロの半蔵門線が衝撃的な100%の遅延。
私がいつも使用していた中央線・総武線が80%です。

JR東日本

山手線(全線) 90%
京浜東北線・根岸線(大宮~大船) 85%
中央快速線・中央本線(東京~甲府) 85%
東海道線(東京~湯河原) 80%
横須賀線・総武快速線(大船~東京~稲毛) 85%
宇都宮線・高崎線(上野~那須塩原・神保原) 85%
中央・総武線各駅停車(三鷹~千葉) 80%
埼京線・川越線(大崎~新宿~武蔵高萩) 80%
常磐快速線・常磐線(上野~羽鳥) 45%
常磐線各駅停車(綾瀬~取手) 65%

東京メトロ

東西線 75%
千代田線 95%
有楽町線 65%
半蔵門線 100%
南北線 85%
副都心線 70%

他もあり。一部抜粋

各鉄道会社が発行している遅延証明書の発行割合を見てみると、首都圏の全51路線中16路線で、平日の3分の2以上の日に「慢性的な」遅延が発生している状況です。
このうち第1位は「東京メトロ半蔵門線」で遅延証明書発行率は衝撃的な100%。
続けて第2位は「東京メトロ千代田線」で95%、第3位が「JR山手線(全線)」で90%となっており、上位1位、2位が地下鉄という結果になりました。

しかし、4位以下を見てみるとJRの遅延が目立っています。

全体的な傾向としては、JR、私鉄、地下鉄を比較した場合、私鉄の遅延が少なく、最も高い割合の東急田園都市線の55%をはじめ、東武の5%~45%、京浜急行の0%~10%にとどまっています。

私も、遅刻が嫌で隣を並走している京成電車に乗り変えた事が何度かありますが、いつも空いている印象がありました。
JRで遅延している場合何故乗り換えないのか不思議に思っていましたが、裏付けられた感じです。

 

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総武線なぜ遅れる?遅延原因に見る現在の交通状況とは

電車の遅延については、突発的な理由と慢性的な理由の、主に2つに大別することが出来ます。
この内突発的な遅延理由については自然災害や路線の立ち入り、動物の侵入などがありますが、今回の本題からずれると思われ割愛したいと思います。
では、慢性的な理由はどうなっているのでしょうか?
報告によりますと、3分以上30分以下の遅れのうち主要19路線の原因の94%は鉄道事業者側ではなく、「部外要因」であるとの報告でした。
特に混雑や混雑を背景にしたドア挟みで34%、急病人が12%、その他落とし物などによる線路故障など、じつに65%が「利用者」に起因する原因によって占められているそうです。
これら短時間の慢性的な遅れについて「都心駅周辺の高度集積化や浴線の宅地開発に伴い、鉄道の適正輸送能力や駅の容量を超えて、過度に利用者が集中することによる”構造的な問題”」としています。
つまり、駅を使う人は増えているが、鉄道や駅の設備が追いついておらず、ホームの混雑によって停車時間が長くなってしまうという事です。

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総武線何故遅れる?各路線の取る対応とは

こうした慢性的な遅延を解決するために、各鉄道会社の取り組みをみてみましょう。
JR東日本では、山手線線や中央線などを中心に、定員が従来の車両と比べて約1割多い「拡幅車両」を導入しました。
東武東上線「朝霞台駅」では、階段やエスカレーター付近に配置していたベンチを撤去し、移設しました。
その他にも、東京メトロ東西線「南砂町駅」ではホームを増設し、同一方向の列車が交互に発着することが可能になったそうです。
改良車両の導入やホーム増設と言ったハード対策は有効ですが、一方で啓発活動を始めとするソフト対策も重要な取り組みとして捉えられています。
東京メトロでは、ホーム要員の増員に加えて、同時間帯の利用者集中を避けるために、「早起きキャンペーン」として、比較的混雑率の低い早朝の時間帯の利用を推進する取り組みを過去2回実施しています。

ただ、慢性的な遅延の7割が、駆け込み乗車によるドア挟まりや落とし物と言った利用者に起因していることから「鉄道利用者との協慟」も重要な対策となります。
「駆け込み乗車はご遠慮ください」、「ご乗車されましたら、立ち止まらずに社内の奥までお進み下さい」などのアナウンスからも分かるように、鉄道会社は利用者に向け事故を未然に防いだり、混雑を緩和するために様々な啓蒙活動を行なっています。
その他にも、最近はスマートフォンを操作しながら歩行する「ながらスマホ」による事故が報じられることが多くなっています。

鉄道会社によるハード対策、高密度のダイヤ設計のあり方の議論に加えて、ドア挟まりや落とし物、車内での客同士のトラブルなど、利用者自身の行動を改善し、「協同」していくことが、首都圏の電車遅延解消につながるのではないでしょうか。

またスマホアプリなどによって電車利用者が列車の運行情報をリアルタイムで入手する出来るケースも多く、利用者自身が混雑が予想される路線を避けるなどの対策も可能です。

 

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総武線なぜ遅れる?本当の所これで解決するのか?

まぁ無理でしょう。これは一般的な答えであり、問題は継続すると考えられます。
私が利用していた時に、隣を並走していた私鉄に乗り変えたことがあるんですが、かなり空いていたのにはビックリしました。
単に混んでいるわけではなく、利用者が選択の結果混んでいる。
定期券や路線の接続などの理由があるのでしょうが、都市の交通機関として上手く配分できていないと考えています。
通勤時間帯だけでも上手くバイパスが出来れば随分違うのでしょうけど。
まだまだこの問題は継続していくと思います。

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