廃墟ツアーやテレビの心霊番組で有名な化女沼レジャーランドが本格的に売却へ向かっているそうです。
廃墟もマニアの聖地でありとして有名で、アニメまどか☆マギカの聖地にもなるなど話題になりました。
一時は年間で20万人のひとがおとずれたのだとか。
そんな化女沼レジャーランドですが、心霊現象が起こるなどの噂を、管理者の後藤孝幸社長自ら広めていたのが面白かったです。
そんな化女沼レジャーランドを調べてみました。
化女沼レジャーランド心霊現象の噂。池に残る言い伝えとは?まどか☆マギカの聖地?
宮城県大崎市小野の休園中のレジャー施設「化女沼レジャーランド」(後藤孝幸社長)が、施設と土地の年内売却を目指し、購入者を募っています。前述の通り廃墟マニアの聖地になっている場所で、9月以降十数件の問い合わせがあったといいます。
化女沼レジャーランドが出来たのは1979年と言いますから、こういう遊園地・テーマパークにしてはやや遅い方だと思います。
とは言うもののバブル前にテーマパークを建設するのが流行った時期がありました。
日本経済の戦後モデルによる高度経済成長が一段落ついた頃だと思います。
私の知っている限りでは一番いい頃ではないでしょうか。ここから1980年が始まりますと、すぐにバブル一直線になっていくのですが。
1980~1984ぐらいがバランスが取れていた最後の年代でした。逆に言えば一番つまらなかった時代です。
そんな一区切りついた頃の1979年に大崎市民の憩いの場である化女沼の東岸に開園したのでした。
約15万平方メートルのしきちないにゆうえんちやゴルフ練習場、室内ゲートボール場、コテージなどが立ち並び最盛期は年間で20万人が利用しました。
バブル崩壊後は客足が遠のき、2001年10月から休園しています。
値段についてはちょっと調べてみましたが、確実な答えを見つけられませんでした。申し訳ありません。
遊園地の観覧車やメリーゴーランドなどは解体されずに錆びつき、近年の廃墟ブームで全国からマニアを呼び寄せています。
テレビでもやっていましたが、後藤孝幸社長の許可のもとで撮影会などが開かれているそうです。
撮影会はいいのだけど、なんで社長自ら心霊現象を宣伝したんだろう?
本音はあまり売りたくなかったのではないでしょうか。
心霊現象についてはここでは何も記述しません。
化女沼レジャーランドがどんな場所なのかは以下の通りです。
今話題の「化女沼レジャーランド」まとめ https://t.co/D9pROyERDD #化女沼レジャーランド #2ちゃんねる
— BUZZ!今リアルタイムで話題の言葉 (@buzz_wadai) 2016年10月9日
廃墟マニアの聖地「化女沼レジャーランド」売ります 問い合わせ次々 https://t.co/IZeW95oVHg pic.twitter.com/SbMdQP5UHr
— suizou (@suizou) 2016年10月9日
いまだに化女沼レジャーランドが心霊スポットとか言う人がいるんですね。それも一定数。ヤラセ番組の影響が意外と大きいことに驚きました。あんなの作りだって誰でも分かると思ったのに。それだっら撮影の許可を取り次がなければよかった。夜に行っても素敵な廃墟ですよ。 pic.twitter.com/0jPn6wxfmc
— よごれん (@yogoren) 2016年9月28日
化女沼レジャーランドは廃墟であり、心霊スポットであり、そしてまどマギの聖地なんだとか。
「魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」のオープニングに登場する観覧車と化女沼レジャーランドにある観覧車が一致していると話題になったそうです。
後藤孝幸社長は「化女沼を一大観光地に」との夢を忘れらず、施設や土地の切り売りを拒んできたそうです。
しかし、今年6月転倒して膝を骨折し、杖を手放せなくなったそうです。
後藤孝幸社長は「私も85歳。いい加減に我を折りなさいという照夜姫(後述)のご意思かもしれない」と思い、売却を考えるようになったそうです。
照屋姫の伝説は次のように言われています。
「古川市史」(昭和47年発行)などによると、伝説はこうだ。昔、沼のほとりに住む長者にひとりの姫がいた。朝夕、姫が岸辺に立つと、その美しさに見とれてたくさんの蛇が水面に集まるようになった。ある秋のこと、ここを通った美男の若者が許しを請い、長者の館に泊まった。やがて若者は旅立つことになり、姫は別れを嘆き悲しんだ。
ある日、姫は体に異常を感じ、しばらくして蛇を産んだが、蛇は長者の館を出て、沼の中に消えた。その後、沼の中から毎晩のように泣き声が聞こえ、やがて姫は泣き声に誘われるように愛用の機織機(はたおりき)とともに水中に身を投じた。その後、毎年5月の節句の日(または7月7日)には、沼の中から機を織る音がするといわれる。
ロマンがあるような感じがしますが今の化女沼はダム湖なんですね。その前にあったものは農業用の溜池なんだそうです。農業用の溜池はものすごく古い物もあるのだけどね。
ダム湖ができる前は鬱蒼としていて神秘的だったそうです。雨水と湧き水外家を満たし、顔を洗えるほど綺麗だったとか。
後藤孝幸社長の思いはこの辺から来ているのかもしれません。
訪れる人からは「廃墟のテーマパークにする」とか敷地内から湧く温泉をいかした保養施設を作る」などの声を聞くそうです。
なんにしても人口が減少する時代です。それなりの方法を探して頑張って欲しいです。
化女沼レジャーランドの再生と未来を願って。
個人的には廃墟のテーマパークにするのが面白いとは思うんです。ゾンビとか出てきたり。
サバゲーみたいにしてみたり巨大な鬼ごっこさせてみたり今の環境を上手く使って見るのがおすすめですが。
それじゃ地元の人が嫌なら考えなければいけないですよね。
家の近くにゾンビの集団がいるというのもシュールではありますが。
花とか植えてフラワーガーデンにするのもいいかな。
早い再生を願っています。
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