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「ハロウィン」(Halloween)はいつから? 起源と由来,お祭りの意味を紹介

  1. ハロウィンはいつからなの?
    1. 現代の「ハロウィン」の原型はアイルランド移民
    2. ハロウィン(Halloween)の語源は?
    3. サウィン(Samhain)祭の語源は、古代ケルトに由来
  2. ハロウィンはどんなお祭り?起源の古代ケルトから
    1. 悪霊をやり過ごすために仮装した、という説
    2. 悪霊を追い払うために仮装した、という説
    3. お祭りの内容から古代ケルトの祭祀を推測すると
    4. ハロウィンに対する誤解とカトリック教会
    5. アメリカでは民間行事として定着
  3. 「トリック・オア・トリート」の由来とは?
    1. 「トリック・オア・トリート」は古代ローマに由来?
    2. 「トリック・オア・トリート」の本当の意味とは
      1. 「Treat」の意味から考えると
      2. 「Trick 」の意味から考えると
      3. 「トリック・オア・トリート」は婉曲的な言葉
    3. お祭りで「トリック・オア・トリート」はどう使われているか
      1. 子供たちの悪戯、報復の例
      2. 訪問先の家主や家人の迎撃、お返し例
    4. ケルトの祭祀から「トリック・オア・トリート」を考える
  4. 「ジャック・オー・ランタン」の由来と伝説について
    1. ケチ野郎ジャック(スティンジージャック)のお話
    2. ケチ野郎ジャックの伝説に違和感? 本当の意味は?
    3. 聖パウロと「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」そして結論
  5. 「ハロウィン」の本場と日本の仮装の違い
    1. アイルランド、スコットランドの「ハロウィン」
    2. ヨーロッパ各国のハロウィン
  6. アメリカの「ハロウィン」と仮装のタブー
    1. 日本の「ハロウィン」はいつ始まった?
    2. 日本のハロウィンの仮装の特徴は?
    3. やってはいけない仮装とは?
  7. 古代ケルトと日本の奇妙な一致とは
    1. 神無月とハロウィンの共通点について
  8. まとめ

いきなりですが、ハロウィンは10月31日です。渋谷、川崎、横浜などのイベントが話題ですね。人気は東京以外の日本全国に広がりつつあります。今回は、「ハロウィン」「トリック・オア・トリート」「ジャック・オー・ランタン」の語源、意味、由来をまとめてみました。日本の「ハロウィン」は本場のアメリカやヨーロッパで行われている「ハロウィン」どう違うのか、どんな衣装が人気があるのかを紹介します。

派手な衣装で練り歩くパレードやコスプレパーティーに注目が集まりますが、アメリカでは、子供達が楽しむ民間行事として定着しています。

仮装して、カボチャのランタン「ジャック・オー・ランタン」を持ち、家々の玄関先を回りながら「トリック・オア・トリート」とお菓子をねだります。

しかし、「ハロウィン」の本当の起源は、アメリカに移民してきた、アイルランド人なんですね。彼らの文化的な起源である古代ケルトで行われていた「サウィン」祭に由来しています。

「ハロウィン」は「諸聖人の日」(万聖節)の前夜祭という位置づけです。「諸聖人の日」はキリスト教の祝日ですが、「ハロウィン」は古代ケルト(ドルイド教)に由来するお祭りです。

「ハロウィン」の仮装は元々牛の皮が使われ、悪霊や魔女を祓うために仮装したと言われています。ケルトの文化は多神教であり、我々の国の宗教である神道の八百万の神と似ている部分があります。

あまり知られていませんが、日本にも同じようなお祭り、文化があるんです。

なぜ地域的に離れている日本と古代ケルトに同じ由来のお祭りかあるのか。
そのことを見ていきましょう。

ハロウィンはいつからなの?

現代のハロウィンは、キリスト教(カトリック教会)の諸聖人に祈りを捧げる祝日「諸聖人の日」(万聖節)の前夜祭として行われています。

諸聖人の日」が11月1日ですから、その前日の10月31日がハロウィンになります。

もともとは秋の収穫祭だったと言われ、期間も10月31日~11月2日だったそうです。

ちなみに11月2日は「死者の日」(万霊節)と呼ばれています。

 

※ 「諸聖人の日」(万聖節)については以下のリンクから

※ 「死者の日」(万霊節)については以下のリンクから

 

諸聖人の日」と「死者の日」はキリスト教の祝日です。しかし、その前夜祭である「ハロウィン」は古代ケルトが起源で、キリスト教から見ると異教です。

 

厳格なキリスト教徒は、子供を「ハロウィン」に参加させるかずいぶん悩むみたいです。

それでも、現代の「ハロウィン」は元々の由来とは無関係に「子どもたちが楽しむ祭」として定着しつつあります。日本の川崎、渋谷で行われているイベントを見てもわかりますね。

特に現代のアメリカでは宗教色が薄れ、民間行事として定着しています。

現代の「ハロウィン」の原型はアイルランド移民

アメリカでハロウィンが定着するきっかけになったのは、1845年~1849年にアイルランドで起こった、じゃがいもの飢饉です。

それにより、カトリック教徒であるアイルランド移民がアメリカに押し寄せました。

プロテスタントの国であるアメリカに「ハロウィン」を伝えたのは彼らでした。

古代ケルトが起源の「ハロウィン」はカトリック教会の中でも微妙な位置づけです。

現代のアメリカでは民間行事として定着していますが…。

我々の知っている「ハロウィン」も、アメリカの中では独特なポジションなんですね。そのせいなのか、不気味なピエロ事件なども起こっています

ハロウィン(Halloween)の語源は?

ハロウィン」(Halloween)の語源は、キリスト教の「諸聖人の祝日の前夜」を意味する「All Hallows’Even」を短くした「Halloween」 または「Hallowe’en」とされていています。

しかし、お祭りの起源は古代ケルトの「サウィン」祭とされています。

サウィン(Samhain)祭の語源は、古代ケルトに由来

この日は古代ケルトでは「サウィン」(Samhain)祭、または(サオィン、サワーン、サーウィン、サウィーン、サーオィン、サムハイン)祭と言われていました。

サウィン」(Samhain)祭の語源は古代ゲール語の「sam-fuin」(「夏の終わり」という意味)に由来すると言う説が有力です。

古代アイルランド語では「サヴァン」(Samain)と呼ばれていたようです。

 

※ サウィン祭については以下のリンクから

ハロウィンはどんなお祭り?起源の古代ケルトから

先程も説明したように、もともとの起源はは古代ケルト人が行っていた「サウィン」祭が起源とされています。

「サウィン」祭以外に関連があるとされているは以下の通り。

◯ 古代ローマのポーモーナの祭
◯ 古代ローマのパレンタリア祭
◯ キリスト教の万聖節

 

直接につながるのは「サウィン」祭だと思います。ヨーロッパではキリスト教以前の宗教が分からないんですけどね…。

秋の収穫を祝いながら、先祖の霊を迎えると共に、悪霊を祓うお祭りだったと考えられています。

ケルトの暦では、5月1日から始まる半年間を「光の半年」、11月1日からの半年間を「闇の半年」と呼びます。

夏の始まりは「ベルテイン」祭といわれ、5月1日に行われます。お祭りは、牛、作物、そして人々を守り、成長を祈願するためのものです。(※外国語サイト)

太陽の恵み多い季節の到来を祝い、作物の豊穣を願います。牛を夏の牧草地に移すのはちょうどこの頃です。

一年の終りは10月31日で「サウィン」祭が行われます。この夜は夏の終わりを意味し、冬の始まりでもありました。

ケルトでは一年の終わりに済ましておくことがありました。

暗い季節がやってくる前に、太陽の恵みをふんだんに浴びた収穫物を「サウィン」祭の前に全て取ってしまうこと。

牛を夏の牧草地から戻し、収穫した作物の貯蔵、漁船の浜への張り付けや漁具の修理などを始めます。

日没がその年の終わりを示し、やってくる日の出が新しい年の始まりを意味しています。

推測ですが、古代信仰によく見られる「弱くなった太陽が死に、新しい太陽に生まれ変わる」という祭祀だろうと思います。

ですから、太陽が沈むということは、太陽の加護が失われてしまったと言うことです。「新たな太陽が生まれてくるまで」をお祭りにしているんですね。

古代ケルトの世界観では「あの世」と「この世」は連続的であり、ケルト人は輪廻転生と霊魂の不滅を信じていたと言われています。

彼らの世界観では地獄や天国はなく、「あの世」(現世)と「この世」(来世)があるだけです。「あの世」は「他界」「異界」「他郷」などと呼ばれています。(この記事では「あの世」)

「この世」と「あの世」は地続きであり、英雄などは自由に行き来できます。そこでは善悪の価値観にとらわれずに欲望を満たして快楽を得ることもできるとされていました。

また、「サウィン」祭の期間中には「生者」と「死者」の境界が消えてしまったように、「男」と「女」の境界も無くなり、若い男性は女装し、女性は男装することもあったといいます。

つまり、太陽の加護が失われたために「生者と死者」「善と悪」「男と女」などの「あらゆる境界が無くなる日」と信じられていたのでしょう。

この「あの世」と「この世」の境目が無くなる夜に、先祖の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。

ところがやってくるのは先祖の霊だけではありません。良い精霊だけでなく、悪霊や魔女も収穫を狙って現れます。

収穫した作物だけではなく、子供をさらって「あの世」に連れて行ってしまったり、「この世」の人間たちに悪さをすると言われていました。

太陽が沈んでしまうと、ドルイドの祭司達はかがり火を焚き、収穫した作物と屠殺した家畜を捧げました。祭司達は火の周りで踊り、太陽の季節(光の半年=夏)が終わり、暗闇の季節(闇の半年=冬)の始まりを告げるのです。

ドルイド祭司達は11月1日の朝が来ると、かがり火の燃えさしを各家庭に配りました。各家庭は燃えさしを使ってかまどの火をつけて家を温め、悪い精霊(シー)が入ってこないようにしたといいます。

お祭りでは、村民がかがり火に屠殺した牛の骨を投げ入れ、大きく燃え上がると他の全ての火を消しました。

その後、それぞれの家族はおごそかにかがり火から炉床に火をつけたといいます。

 

仮装は魔物や魔女に対処するために行われました。仮装した理由については、複数の説があります。

悪霊をやり過ごすために仮装した、という説

この世ならざるものをやり過ごすため、仮装して化物の仲間のふりをしたと言う説があります。

昔は、超自然的なものが圧倒的な力を持つと考えられていました。日本でもそうですよね。

国や地域によっても違いますが、戦って追い払うのではなく仲間のフリをしたり、一緒に宴会をしたりします。

日本神話ではスサノオ神がヤマタノオロチを退治する時に八塩折之酒(やしおりのさけ)を飲ませました。

また、ヤマトタケルがクマソタケル兄弟を討った際はヤマトタケルが女装したりしました。

どちらも、強大な力を持つものと戦うには「知恵が必要」と教えています。

「サウィン」祭の仮装は悪魔や魔女のふりをして、やり過ごすためだったのかもしれません。

悪霊を追い払うために仮装した、という説

すでに弱くなった太陽は沈み(太陽の死)加護は失われました。新しい太陽が生まれてくるまでの間、自分達で村や仲間を守らなくてはいけません。

仮装して相手を威圧し、魔除けの火を焚いて、作物と動物の犠牲をささげました。

魔除けの火は太陽の代わりでしょうか。

相手よりも力が強いように見せるのは、基本ですよね。なにせ、やってくるのは魔物や魔女なんですから。

聖なる火の力を借りて、悪霊たちを追い払ったのでしょうか?

お祭りの内容から古代ケルトの祭祀を推測すると

あくまでも個人的な意見になりますが、ケルトの祭祀について考察してみました。

「ハロウィン」は悪霊や魔女に結び付けられがちです。しかし、古代ケルトの祭祀はありのままの自然を崇拝するもので、キリスト教のように罪と罰を教え諭すわけではありません。

 

「サウィン」祭は収穫と自然の恵みに感謝し、「あの世」に家畜や作物の魂を送る、または「あの世」と「この世」で収穫の恵みを分け合う祭祀に見えます。

古代ケルトでは、「サウィン」祭の時に家畜を放牧地から戻し、囲い込みます。その中の何頭かを屠殺し、残りは繁殖のために残しました。

仮装は屠殺した牛の皮などが用いられたようです。馬の首の作り物なんかもあったとか。

一年の終わりに収穫と恵みに感謝するお祭りだと考えると、こちらから牛や作物の魂を「あの世」に送る、といった要素も浮かび上がります。

太陽が死んでしまって、全ての境界が無くなる夜に、収穫の喜びを世界全体(「この世」と「あの世」)で祝う。そんなお祭りなのかもしれません。

 

我々日本人にも、先祖の霊が返ってくる「お盆」があります。その他にも、神様が出雲に集まって縁結びを話し合う神無月があります。10月31日はその最終日です。不思議な一致ですよね。

ハロウィンに対する誤解とカトリック教会

カトリック教会の「諸聖人の日」と、古代ケルトが起源の「ハロウィン」(旧サウィン祭)が重なり合うように並べられています。

これを「カトリック教会が異教の祭を取り込んだ」とする説と、「カトリック教会が異教の祭を潰すために同じ日にした」とする説があります。

ドルイド教などの土着信仰を悪魔崇拝になぞらえようとした「カトリック教会」が、「サウィン」祭を悪魔(サタン)に相当する「死者の王」のための祝祭だと広めたのが誤解の原因になっています。

「サタン」と「サウィン」(Samhain)を重ねるとか…。「カトリック教会」らしいですね。

どちらにしても、キリスト教以前に古代ケルトの祭があり、それが「ハロウィン」の由来と言えます。

アメリカでは民間行事として定着

ちなみに、渋谷や川崎で行われている「ハロウィン」の原型はアメリカです。(外国からは日本独特なものに見えているかもしれませんが…)

そのアメリカのキリスト教は「プロテスタント」が中心です。「プロテスタント」では宗教改革者によって聖人への崇敬が廃止されました。

そのため、プロテスタント諸国では「諸聖人の日」は廃れていきました。(一部を除く)

ですから、アメリカでは「諸聖人の日」はあまり盛んではありません。その一方で「ハロウィン」は宗教色の薄い民間行事として定着しています。

「トリック・オア・トリート」の由来とは?

「ハロウィン」で使われる有名なセリフが「トリック・オア・トリート」です。

言葉の意味は「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」だと教わります。

仮装した子供たちが街をめぐりながら、各家の玄関先でこの言葉を唱えます。

言われた場合は「ハッピーハロウィン」と返事をするのが一般的です。

この言葉の由来は諸説あり、どれが正しいのか分かりません。日本では文化の由来が中国になる場合が多いのですが、「ハロウィン」も「古代ローマに由来する」という説が一般的です。

古代ケルトが起源じゃないの? ですよねぇ。これらもお祭りで実際に行われていることを考えると、わかりやすいと思います。これらの説を一つずつ紹介していきます。

「トリック・オア・トリート」は古代ローマに由来?

初めに聞いた時には、少し意外というか…。予想外でした。でも、キリスト教以前の文明、特に宗教については分からないことが多いんです。

古い英語で「Wassailing」(ワセリング、ワッセーリング、ワセーリングなど)と呼ばれるクリスマス時期に行われていた酒宴に似た「Souling」(ソーリング、ソウリングなど)と呼ばれるヨーロッパの習慣から発展したという説があります。

※ 「Wassailing」(ワセーリング)は以下のリンクから(翻訳が必要)

※ 「Souling」(ソウリング)は以下のリンク先「Soul cake」の記事中段(翻訳が必要)

魂のケーキを訪れた子供たちにほどこす…。少し違和感がありますね。キリスト教的ではありますが。

なんでも「いいこと」にしてしまう癖があるんですよねぇ。

 

そこで言葉の意味と、実際に行われている祭祀から考えてみましょう。

「トリック・オア・トリート」の本当の意味とは

我々の知っている[ハロウィン]では「トリック・オア・トリート」は[お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ]という意味で使われます。

英語では「Trick or Treat」と書くわけですが、これには省略されている部分があります。

この言葉は「Treat me or I’ll trick you.」を省略したものなんですね。

これを訳すと、「私をもてなしなさい、さもなくば、私はあなたを騙すでしょう。」という意味になります。

「Treat」の意味から考えると

「Treat」という言葉の意味は、「ご馳走」「饗応」などですが、同時に「取り扱う」「扱う」「仕向ける」などがあります。

つまり、「取り扱う事で喜ばせる」とか、「ご馳走で喜ぶように仕向ける」と意味になるでしょう。

全体のイメージでは、「良くない状態をご馳走や饗応で良くなるようにする」という感じ。

他には、「おもてなし」だったり、「施しをする」という意味でも使われるようです。

だから、子供たちに「施しをする」(お菓子をあげる)わけですね。

意外に深い言葉ですよね。

「Trick 」の意味から考えると

「Trick」の言葉の意味は「悪戯」「騙す」などがありますが、その他にも「策略」「計略」「悪巧み」などがあるんですね。

つまり、単に「悪戯」したり「騙す」わけではない、と言うことです。「策略を持って騙す」とか、「計略のために悪戯する」とか。そんな意味ですね。

「何かを得たい」「何かをしたい」「誰かに何かをさせたい」などの目的のために「悪戯したり、小細工をする」という意味で使うようです。

手品の「Trick」は人を驚かせ、喜ばせるために人を騙します。映画で出てくる「Trick」は見ている人を楽しませるために錯覚させたり、騙したりします。

これも、単純な言葉ではないんですね。

「トリック・オア・トリート」は婉曲的な言葉

そうすると、「トリック・オア・トリート」が「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ」じゃないことは明白ですね。

ほんとうの意味は、「宴会で楽しませてくれなきゃ、悪巧み(子供をさらう、病気を流行らす)するぞ」とか、「ご馳走で喜ばせないと、災害、災厄をもたらすぞ」とか、そんな感じですかね。

それをリズムのいい短い言葉で遠回しに伝えているんです。

これは、子供が言う言葉ではありませんね。そう、これは家を訪れた悪霊や魔女の言葉なのでしょう。子供がその役をしているんです。

なんでそんなことをするのでしょうか?実際のお祭りを見てみましょう。

お祭りで「トリック・オア・トリート」はどう使われているか

現在のお祭りの中で「トリック・オア・トリート」はどのように使われているのでしょうか? 海外の風習ですが、順序良く見てみましょう。

10月31日の夜、「カブ」または「カボチャ」(アメリカで「カブ」から「カボチャ」に変化)をくり抜いた中にろうそくを立て、「ジャック・オー・ランタン」( Jack-o’-Lantern ※後述)を作り、それを手に持った子供達が悪霊や魔女に仮装して、近所の家々を一軒ずつ訪ねます。

子供達は各家庭の玄関先で「トリック・オア・トリート」唱えます。そうすると、大人達は「ハッピーハロウィン 」などと答え、お菓子をあげます。

子供たちはもらったお菓子を持ち帰り、ハロウィンパーティを開いたりする。お菓子をもらえなかった場合はいたずらしてもいいらしい。

ただし、これにはさらに暗黙のルールがあり、地域によって違うのだとか。例えば、「子供たちが訪問してもいい家は玄関の照明を点けておく」「訪問してほしくない家は玄関の照明を消しておく」など。

地域によって「訪問していいよ!」というサインは違うそうです。だから、海外でお祭りに参加する際には、チェックを忘れないようにしましょう。

玄関先の照明が点いているのにわざと「お菓子は挙げない!」という家は「お返し」を準備していて、子供たちとの悪戯合戦を楽しみにしているらしい…。

子供たちの悪戯、報復の例

せっかく訪問したのにお菓子がもらえない時には次のように報復するらしい…。

  1. 玄関先に生卵を投げつける
  2. 玄関先や植木、飾ってあるカボチャなどをトイレットペーパーでぐるぐる巻きにする
  3. ホイップクリームを玄関や家、車などに付けたり、投げつける。
  4. 応対した家人に水風船を投げたり、水鉄砲を浴びせて逃げる
  5. 応対した家人や車にパーティスプレーかける

これらの方法がありますが、日本では家や玄関を汚すのは嫌がられますから、新たに考える必要があるんじゃないかなぁ。トイレットペーパーは雨で濡れると、取れにくくて最低なんだとか。

訪問先の家主や家人の迎撃、お返し例

現代でお菓子をあげないのはかなり意図的ですよねぇ。たぶん「ケチだから」ではないと思います。子供たちとの攻防を楽しみにしているみたいですが、個人的には微妙です。

  1. 玄関先にモンスターやミイラの人形を作っておき、子供が来たら動かして脅す
  2. 家主や家人が本格的な悪霊やお化けの仮装をして、訪れた子供達を追いかけ回す
  3. 子供達が訪問してきたら、大きな音がするバズーカ砲みたいなおもちゃで驚かす

こちらは結構「鉄板」ですよね。あんまり泣かさないように注意しましょうね。激しいのはやめておきましょう。

ハロウィンで渡すお菓子は個別包装が好まれるようです。中にはお菓子に悪い悪戯をする人がいて怪我をすることがあったとか。

ですから、あげるお菓子は手作りではなく、市販されているものを個別に包装して渡したほうがいいかもしれません。

海外で「ハロウィン」に参加する際にはその地域のルールをしっかりリサーチしてから参加しましょう。

ケルトの祭祀から「トリック・オア・トリート」を考える

今度は古代ケルトの祭祀から、「トリック・オア・トリート」を考えて見ましょう。もちろん推論であり、仮説です。

「ハロウィン」は元々収穫祭です

日が沈むと、かがり火を焚いてお祭りが始まります。カブで作った「ジャック・オー・ランタン」を持って、仮装した子供たちが家々を回るのは全く同じだと思います。

そして玄関先で「トリック・オア・トリート」というのも同じでしょう。

お菓子なのかは分かりませんが、訪れた子供達を「もてなす」のも同じだと思います。

問題なのは何をやっているのか、どんな意味なのか、です。

前述で説明した通り、日が沈んでしまうと、太陽の加護がなくなり「あの世」と「この世」の境界がなくなり、先祖の霊や悪霊、魔女がやって来ます。

正確には「すべての境界が無くなっていく」みたいですけどね。この辺りは推測です。

「全ての境界が曖昧になった収穫祭の夜」はどんな感じでしょうか。怖いのか、それとも祝祭感があるのか…。たぶん両方だろうと思います。「めでたいけど、怖さもある」みたいな。

古いお祭りほど危険さが伴います。日本で言うと「御柱祭」とか。「どうかしてる」と思いますよねぇ。

「私と先祖」「収穫と死」」「快楽と苦痛」「実り、繁殖と災厄、疾病」が同時に存在する夜です。

子供達はその中で、「訪れる災厄=悪霊」の役をしていたんだと思います。なぜでしょうか?

日本では「7つまでは神のうち」と言われていました。子供は「この世」と「あの世」の中間に存在し、どちらかと言うと「あの世」に近いと考えられていました。これによって、いいことも悪いこともあるわけですが…。

ケルトではどのように考えられていたのか分かりません。しかし、「取り替え子」の伝承や、「コティングリー妖精事件」などの報告を見る限り、イングランドやアイルランドでも子供は「精霊に近い」と捉えられていた可能性が高いでしょう。

その精霊に近い子供達に悪霊の代わりをしてもらって、玄関先で「トリック・オア・トリート」と唱えてもらう。

つまり、「宴会で楽しませてくれなきゃ、悪巧み(子供をさらう、病気を流行らす)するぞ」と言ってもらう。

そして、悪霊の代わりをもてなすことで、その年の悪霊(天候不順、災厄、災害)を祓うのでしょう。

一種の類感呪術でしょうかね。悪霊を祓うと言っても「今年の収穫を喜び合う、分け合う」という要素も見て取れます。「生者だけではなく、死者も」「精霊だけではなく、悪霊も」収穫を祝う。

善悪のはっきりとした、キリスト教的世界観とは違います。ありのままの存在として自分と悪霊を捉えているように見えます。

だから、古代ローマを持ってくるのは少し違和感があるんですよね。キリスト教以前の文明はどこか似ているのは事実なのですが…。

日本も文明の起源は「中国と朝鮮」だとする説が普通ですよね。実際は確認されないことばかりなんですが…。ケルト文化の由来についても、古代ローマが使われることが多いですね。

このお祭りは、日本で言うと「盆と正月を一緒にして、可愛らしい節分の鬼(なまはげ風味)を足したもの」で、「豆をぶつけずにお菓子をあげる」と考えると分かりやすい?

分かりにくいかも…。ごめんなさい。

「ジャック・オー・ランタン」の由来と伝説について

カボチャをくり抜き、目と鼻を開けたランタンが「ジャック・オー・ランタン」です。

「ハロウィン」を象徴する存在で、「ハロウィン」になるとカボチャ味のお菓子が大量に売り出されますが、そのモデルがこの「ジャック・オー・ランタン」です。

元々はカブ(ルタバガ種)を使用していましたが、アメリカに移民したアイルランド人が、たくさん生産していたカボチャをカブの代わりにしたことから、現在の形になりました。

スコットランドでは現在もカブを使っているそうです。

 

この「ジャック・オー・ランタン」の起源と言われているお話があります。

「ケチ野郎ジャック(スティンジー・ジャック)」(Stingy Jack)と呼ばれる話です。

ケチ野郎ジャック(スティンジージャック)のお話

昔々、アイルランドのある村にはみ出し者で飲んだくれのジャックと言う鍛冶屋がいました。

自堕落な毎日を過ごしていましたが、ジャックの噂を聞きつけた悪魔が彼のもとへ魂を取りにやってきます。

ジャックは悪魔を丸め込んで騙し、自分を地獄へ連れて行かないことを約束させます。

その後、ジャックは死んでしまいますが、天国へ行くと生前の悪行を咎められ、天国に入れてもらえません。

天国に行けないジャックは地獄を訪れて中に入れてくれるように頼みますが、生前の契約により地獄にも入れないのでした。

ジャックを憐れんだ悪魔は地獄の業火から、轟々と燃える石炭をジャックに明かりとして渡しました。ジャックはこの石炭をカブをくり抜いた中に入れ、ランタンの代わりにしたといいます。

ジャックは、天国にも地獄にも行けずに今もさまよっているといいます。

~少し省略しましたが、これが、スティンジージャックの伝説です。

 

他にも「ウィルオウィスプ」「一掴みの藁のウィリアム(松明持ちのウィリアム)」というよく似た伝説があります。

でも個人的にはこれがツッコミどころ満載なんですよねぇ。

ケチ野郎ジャックの伝説に違和感? 本当の意味は?

このスティンジー・ジャックの伝説には違和感がありありです。なんでかって? そりゃあそうですよ。

古代ケルトの世界観には「天国」も「地獄」も無いんですから。

歴史的には1600年くらいに伝説が成立したという話なのですが…。ようするにキリスト教が成立する以前のことは分からない…ということですね。

お祭りでは、カブのランタンがキリスト教成立以前より使われていたようです。だから、由来は分からない部分が多い。

お祭りを振り返ってみましょう。「全ての境界が曖昧になる収穫祭の日」でしたね。

そこでドルイドの司祭が、かがり火を大きく燃え上がらせると、集落の他の火は消してしまいます。

ということは、ランタンの火もかがり火から移されたと考えるのが妥当ですよね。

その火を入れたランタンは悪霊の仮装をした子供達の行く先を照らしています。悪霊の行く先を照らす火が、「あの世」と「この世」の間をさまようものだというのは分かりやすいですよね。

つまり、

  • ケルトのお祭りには「善悪」、「天国」と「地獄」は無い
  • 「あの世」と「この世」の間をさまよう
  • 悪霊達(子供達)の行き先を照らす
  • 聖なる火(かがり火)を使った?

このようなことから、悪行で行き場のない男の魂が「天国」と「地獄」の間をさまよっている~という伝承が起源ではないと思います。

聖パウロと「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」そして結論

前述の通り、「ジャック・オー・ランタン」にはもう一つ伝説があります。それが、「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」です。

ジャックも「ウィル」(ウィリアム)もよくある名前で、日本では山田太郎とかそんな感じです。

内容は「スティンジー・ジャック」とほぼ同じです。しかし、大きく違う部分が、「聖ペテロ」に関する部分。

「ウィル」は「悪魔」だけではなく、天国の門の前で「聖ペテロ」を騙します。一回目に騙した時は生まれ変わる事に成功している。

この「生まれ変わる」というのが、すごく引っかかった。というのもキリスト教の「復活」はとても重要な意味を持っているからです。

最後の審判の日に全ての人が復活するとされていて、この教えがキリスト教の信仰を支えています。

ところが、ウィルは「聖ペテロ」を騙すことで生まれ変わることに成功しています。あっさりと蘇ってしまう。(笑)これは全然キリスト教らしくない。

最初は何を言いたいのか分からなかったけれど、しばらく考えていたら見えてきました。

ウイル(ジャック)は悪魔に会えば悪魔を騙し、聖人に会えば聖人を騙す。その結果「天国と地獄」に行けなくなります。そして、「天国と地獄」の間をさまようことになる。

でもケルトの世界観では「天国と地獄」は存在しません。だからそれでいいんです。「天国と地獄」以外は全て行けるわけだから。

また、悪魔に会っても、聖人に会ってもウィル(ジャック)は自堕落な生活をやめません。

つまり、自分の快楽を追求している。「善悪にとらわれず」自分の快楽を追求するのも、ケルトの価値観です。

更に、ウィル(ジャック)は聖人を騙して、生まれ変わったりする。ケルトの価値観では「輪廻転生」が信じられていた。

つまり、ウィル(ジャック)の物語は、キリスト教が広まった世の中でケルトの価値観を皮肉交じりに表現したものではないでしょうか。

 

これらの事実から、「ジャック・オー・ランタン」「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」というのは、ケルト人の魂(先祖の魂)だと思います。

「ハロウィン」の本場と日本の仮装の違い

日本の「ハロウィン」で有名なのは仮装です。完全に「コスプレパーティー化」していますよね。

現代の「ハロウィン」が始まったのは19世紀のアメリカで、移民したアイルランド人が始めたと言われています。割と最近の風習なんですよね。

ですから、各国でかなり温度差があります。ヨーロッパでは「アメリカの祭り」と考ている国や地域が多いようです。

アイルランド、スコットランドの「ハロウィン」

アイルランドやスコットランドでは、現代の「ハロウィン」の起源となる伝統的な「サウィン」の祭りが行われていました。「サウィン」祭は日本のお盆のように宗教色が強い伝統行事です。

どちらかと言うと素朴で家族向けのお祭りです。お祭りでは林檎が使われることが多く、リンゴを使った恋占い「アップルボビング」などが行われていたみたい。

ハロウィンはリンゴと縁が深く、前述の「ハロウィン」と関連している「古代ローマ」のお祭り「ポーモーナ祭」の「ポーモーナ」はリンゴをシンボルとしていた女神の名前です。

最近では仮装も行われるようになったようですが、それも伝統の延長線上にあるものと捉えたほうがいいでしょう。

ヨーロッパ各国のハロウィン

大陸側に移るとカトリックの影響が強くなり、地域や都市、共同体によって尊重される価値観が変化します。パーティーに参加する際にはその地域の文化、自分が属するグループがどのような価値観を持っているか配慮したほうがいいかもしれません。

「ハロウィン」はフランスやスイスではそれぞれに微妙なポジションです。基本的にはアメリカから来た外来のお祭りという位置づけ。

これとは別に「ハロウィン」のようなお祭りがあります。それが11月11日の「聖マルティネスの日」(フランス語でサンマルタン)(ドイツ語でマルティンスターグ)スイスではカボチャやカブをくり抜いてランタンを作り、悪霊を祓います。

このサンマルタン行事はドイツ、スイスのドイツ語圏、フランスのアルザスなど、ドイツ色が強い地域では定番の行事なのだとか。

ドイツでは「ハロウィン」のある10月31日は大事な祝日(宗教改革記念日)なのですが、最近は「ハロウィン」に押され気味なのだとか。そこでプロテスタント教会は「ルターの飴」を発案したそうです。(微妙)ドイツではカトリックとプロテスタントがほぼ同じ割合だったかな…。

一方で、アメリカ由来の「ハロウィン」は若者を中心に流行り始めているようです。こちらは我々の知っている「ハロウィン」に近いかもしれません。

「マルティン・ルターの宗教改革」と「ハロウィン」の間には面白い話題がたくさんあります。調べてみるといいですよ。

「ハロウィン」祭のある10月の終わりから、11月の初めは各地で収穫祭があり、さらに各種記念日と重なり合ってそりゃ忙しいことになっています。

アメリカの「ハロウィン」と仮装のタブー

日本の「ハロウィン」はアメリカから来たものですが、仮装は少し違った傾向があります。アメリカでは宗教色は薄いものの「悪霊祓い」という原点を忘れていません。ですから、悪霊や魔女、ゾンビの仮装が多く、怖さが半端ないです。その一方で、日本的(?)とも言える、コスプレパーティーの要素も年々強まっています。

また、コスチュームを使った政治的な主張、ブラックジョークが目立つのもアメリカ的。全体的には男性がかっこいいヒーロー、女性はセクシーな感じ(露出し過ぎに注意)が好まれているようです。

その年に話題になったことや流行った映画などが取り上げられるみたいです。とはいえ、アメリカでもヒーローはマーベル系、キャラクターはディズニー系が強いですし、スターウォーズなんかもまだまだ定番です。

一方で日本人の子供が「寿司」の格好をしているなど、謎のクリエイティビティを発揮している画像もあるのですが…。

アメリカでは「おもしろ系」のコスチュームは難しいです。ウケるとすごいんですけどね。

日本の「ハロウィン」はいつ始まった?

日本人で「ハロウィン」が広く知られるようになった原因は、1997年に「東京ディズニーランド」が開催したハロウィンイベントだと言われています。今のハロウィンに直接つながるのは、このイベントでしょう。

しかし、日本で最初の「ハロウィン」は意外なところでおこなわれていました。1970年代にキディランド原宿店がハロウィン関連商品の販売を始めました。

さらに、キディランドは1983年に販売促進のため原宿表参道で「ハローハロウィーンパンプキンパレード」を行ないました。

それが日本で初めてのハロウィンイベントと言われています。現在もこのイベントは続いています。

日本のハロウィンの仮装の特徴は?

日本のハロウィンはアメリカ由来です。しかも、キャラクターグッズの販売やテーマパークのイベントが起源であり、はじめから商業的かつ、非宗教的なお祭りです。

ですから、日本人はポップカルチャーとして「ハロウィン」と出会っています。それが仮装にも影響しているかもしれません。

日本のハロウィンは本場の「怖いメーク」よりも「おもしろ系」が好まれる傾向があります。アニメ、マンガのキャラクターも人気。

何が由来なのかさっぱりわからない衣装や、食べ物の仮装など…。とても日本的です。この辺はもっと攻めてほしいですね。

女性では怖くない「可愛い系」のコスプレもかなり流行っています。個人的にはあまり宗教色が強くない方が好みですが…。

やってはいけない仮装とは?

「ハロウィン」ではやるべきではない仮装もあります。厳密に言えば地域、文化圏によって、やってはいけない仮装がありますが、それについてはそれぞれが注意してください。

今回紹介するのは、もっと原則的な部分についてです。

  • 肌の露出が多いなど、公序良俗に反する衣装
  • 私的使用の範囲を超える著作権侵害に関わる衣装
  • 警官や消防などの公務員の制服
  • 銃刀法違反に抵触する装備、衣装
  • 名誉毀損につながるような衣装
  • 肌の色、妊婦など差別につながる衣装
  • アメリカ軍人の衣装

肌の露出が多い衣装というのは、ビキニや下着、ふんどし、Tバックなど。常識の範囲で考えてください。

著作権侵害については個人で作る範囲ならかなり許されますが、友達用のコスプレを制作した場合や業者に頼んだ場合には「私的使用」の範囲を超えてしまう場合がありますので注意が必要です。

警官や消防については渋谷の「ハロウィン」を見てもわかるように現場にたくさん本物がいます。本物そっくりだと捕まりますし、混乱の原因になるのでやめましょう。ただし、はっきりコスプレとわかる場合は大丈夫みたいですけどね。また、イベントのスペース内では許されることもあるようです。

本物の日本刀やナイフはもちろん、アイスピックや金属バット、金属パイプなどもいけません。さらに、木製や金属の尖っているパーツは危険なのでやめましょう。テーマパークのイベントなどは、ガイドラインがはっきり決まっているのでそれを参考にしてください。

エアガン、モデルガンは発射できないようにしておきましょう。

何が名誉毀損なのかは微妙なのですが、危なそうな表現はやめておきましょう。笑いにする場合も限界があるかもしれません。難しいですよね。

差別につながるような表現や衣装は嫌われる傾向にあります。肌の色や、妊婦など。ポリコレは少し面倒ですよね。毎年傾向が少し違うので注意が必要です。

基本的には警官や消防の制服と同じ考え方だと思います。日米安保条約の影響です。米軍以外のものが制服を着て活動の妨害をしないようにするため

 

古代ケルトと日本の奇妙な一致とは

一般的に、「ハロウィン」の起源はアイルランドに住むケルト人のお祭りとされています。しかし、古代ケルト文明はヨーロッパの広範囲に及んでいました。

現在、最もケルト文明の影響が強いのがアイルランドであり、その文化に欠かせない収穫祭が「ハロウィン」です。

キリスト教成立以前、ケルト人は、イギリス、アイルランドだけではなく、大陸側にも広く分布していました。

キリスト教がにヨーロッパで支配的な宗教となったのはいつの頃か、正確にはわかりません。

なにしろ、キリスト教以前の文明は「宗教暗黒時代」の影響で消されてしまっています。

ただ、分かることもそれなりにあります。

例えば、このお祭りが10月31日に行われ、収穫祭の意味を持つことから、彼らの文明が、農耕文明であっただろうということです。

10月31日にこのお祭りが行われるということは、太陽の運行と太陽暦に関係している、ということ。

太陽暦と水を基本にする祭祀は一般的には農耕祭祀と考えられます。

この10月31日をケルト人は一年の最後の日ととらえ、一年の収穫を感謝するお祭りをしていたのではないかと言われています。

知っている方も多いですがケルト人は「多神教」あるいは一種の「精霊信仰」を持っていました。

我々の神道も「八百万の神」を祀る一種の精霊信仰ということができます。

我々の祭祀の中で最も大切なものの一つが新嘗祭です。

新嘗祭は一年に一度行う収穫祭です。天皇陛下が即位される時、一生で一度だけ行う新嘗祭を大嘗祭と言います。

暦でいうと11月23日。現在の勤労感謝の日に行われていました。今でも宮中祭祀として行われています。

この様に、我が国の文化的基盤にかかわる祭祀に共通点があるんですね。どちらも収穫祭ですからね。

また、それ以外にも、面白い共通点があります。

神無月とハロウィンの共通点について

我々の国では10月に神様が出雲の国に集まり、神様がいなくなると言われています。
それが、神無月です。
神無月には、様々な伝承があります。神様が集まって縁結びの会議を行うのはよく知られています。

たくさんある伝承の一つに、国中の神様が出雲に行ってしまい、神様がいなくなった国々に悪霊がやってくるという伝承もあり、これが日本の「ハロウィン」と言われることがあります。

「ハロウィン」のある10月31日は神無月の最終日ですね。

ケルト歴を見ると分かりやすいんですが…。秋分と冬至の中間が立冬です。新嘗祭は立冬が終わった頃に行います。立冬…秋分と冬至の中間がポイントなのでしょうか…。

太陽の運行と作物の成長…。収穫祭である新嘗祭は11月23日です。

日本も同じ太陽崇拝、農耕祭祀を基盤としていますからね。共通点があるのでしょうが、我々の国のお祭りも、「ハロウィン」同様、正確には由来が分からない事が多いです。

色々面白い情報もありますのでまたの機会に書いていけたらと思っています。

まとめ

「ハロウィン」面白いですね。今のバカ騒ぎのコスプレパーティーは商業的すぎますが、本来の「ハロウィン」は家族的ないいものですよ。
子供たちがお菓子くれ!と来るのは少しなごみますね。
バカ騒ぎで一般的になり、家族文化として成立してゆくというのが理想的かな。
政府は何とかして消費を誘導したいみたいですね。
まぁ、儲ける人がいればいいです。

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